2023年の紅白歌合戦に、YouTuberとして活動する「すとぷり」が初出場することが決定しました。しかし、その出場に批判の声も少なくありません。
「紅白は、日本の音楽シーンを代表するアーティストが出演する歌合戦であるべきなのに、YouTuberが出演するのはおかしい」 などと、批判を受けながらも、すとぷりは紅白への出場を果たしました。
果たして、すとぷりの紅白出場は妥当なのでしょうか?なぜ、批判が多いのに出演することができたのでしょうか?
この疑問を解き明かすため、すとぷりの紅白出場の経緯や批判の声、NHKの判断などについて紹介していきます。
すとぷりの紅白出場の経緯
SEVENTEENなどの韓国グループは国内外問わず人気だから選ばれるの分かる、他の音楽番組でも結構出てたから
— Marimo (@ichi_oshikathu) November 14, 2023
でも、すとぷりの紅白はよく分からんすぎる笑笑そこが選ばれた経緯知りたい
ニュースでも見たことないのだが…
すとぷりは、2016年に結成された6人組の男性アイドルユニットです。メンバーは、ジェル、さとみ、るぅと、ころん、莉犬の5名とななもり。が裏方で活動しています。YouTubeを中心に活動しており、ツイキャスらステージライブを中心にチャンネル登録者数は232万人(2023年11月14日現在)を超えています。
すとぷりの魅力は、顔バレしないようにしていることで、秘匿性を高めており、歌唱力やパフォーマンスの高さはもちろんのこと、メンバーの仲の良さや、ファンとの交流を大切にする姿勢です。ライブでは、メンバー同士の掛け合いや、ファンとのコミュニケーションを大切にした演出が人気を集めています。
2022年12月25日は公式ファンクラブが開始されており、人気上昇中となっているのです。その中で、2023年NHK紅白歌合戦における要件として「今年の活躍」「世論の支持」「番組企画にふさわしいか」の3点をあげており、これらを満たしていることから出場が決まったのです。
出場が決まりYoutubeを上げると一日で23万回の再生をしていました。
批判の声
すとぷりが紅白は草
— ebo (@xyzfd8742) November 13, 2023
出なくていいよ
紅白歌合戦は、日本の音楽シーンの最高峰を決める歌合戦として、長年親しまれてきました。そのため、紅白に出場するアーティストには、日本の音楽シーンを代表する実力や人気が求められます。
その点、すとぷりは、YouTubeを中心に活動するアーティストであり、伝統的な音楽シーンで活躍しているアーティストとは異なるため、紅白出場を不服とする声が上がっています。
紅白は、日本の音楽シーンを代表するアーティストが出演する歌合戦であるべきなのに、YouTuberが出演するのはおかしい
すとぷりは、歌唱力やパフォーマンスに疑問符がつく
すとぷりは、若者を中心に人気を集めていますが、歌唱力やパフォーマンスに対する評価は、必ずしも高いわけではありません。
紅白歌合戦は、視聴者の注目を集める歌唱力やパフォーマンスが求められるため、すとぷりの歌唱力やパフォーマンスが紅白にふさわしいかどうかを疑問視する声が上がっています。
このように、すとぷりの紅白歌合戦出場は、伝統的な音楽シーンや、歌唱力やパフォーマンスに対する評価など、さまざまな観点から批判の声が上がっています。
すとぷりの事大して知らんし紅白に出るなとは言わんけど場違い感半端ない
— ABCスープ (@ABC84700311) November 13, 2023
NHKの判断で出演できる3つの理由
すとぷりの出場が決まった理由として、NHKは「今年の活躍」「世論の支持」「番組企画にふさわしいか」の3点を挙げています。
今年の活躍
すとぷりは、2023年にデビュー7周年を迎え、YouTubeチャンネル登録者数は232万人を超え、2023年11月13日時点で、YouTubeの総再生回数は76億回を突破しています。また、2023年には、シングル4枚、アルバム2枚、EP1枚をリリースし、いずれもオリコンチャートで上位を記録しました。
世論の支持
「世論の支持」に関しては(1)7歳以上の全国3898人を対象にNHKが行った「ランダムデジットダイヤリング」方式による世論調査の結果(質問は「紅白に出場してほしい歌手男女3組」)(2)7歳以上の全国8000人を対象にNHKが行ったウェブアンケート調査の結果(質問は「紅白に出場してほしい歌手男女各3組以上10組まで」)としている。
引用:スポニチ
URL:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/11/16/kiji/20221116s00041000501000c.html
すとぷりは、若者を中心に人気を集めており、SNSなどでは、すとぷりの紅白出場を喜ぶ声が多数寄せられています。また、11月13日に行われた出場発表の動画は、YouTubeで公開から1日で23万回再生を突破するなど、大きな反響を呼びました。
番組企画にふさわしいか
すとぷりは、5人組の男性アイドルユニットで、それぞれが歌やダンス、作詞・作曲など多彩な才能を発揮しています。また、メンバー同士の仲の良さや、ファンとの交流を大切にする姿勢も魅力の一つです。
これらのことから、NHKは、すとぷりが「今年の活躍」「世論の支持」「番組企画にふさわしいか」の3つの基準を満たしていると判断し、紅白歌合戦への出場を決定したと考えられます。
すとぷりの歌唱力やパフォーマンスはプロ級
すとぷりの歌唱力やパフォーマンスは、必ずしも伝統的な音楽シーンで活躍するアーティストと比較して高いとは言えません。しかし、それは、すとぷりがYouTubeを中心に活動するアーティストであり、歌唱力やパフォーマンスよりも、エンターテインメント性や親しみやすさを重視していることが理由と考えられます。
実際に、すとぷりのライブでは、メンバー同士の掛け合いや、ファンとのコミュニケーションを大切にした演出が人気を集めています。また、すとぷりの楽曲は、キャッチーなメロディーや、誰もが楽しめるような歌詞が特徴です。
このような点から、すとぷりの歌唱力やパフォーマンスは、YouTubeを中心に活動するアーティストとして、十分に高い水準にあると言えるでしょう。
旧ジャニ組が出演不可となった
旧ジャニが出ないならもう今年から紅白は見ねえよ
— 乙女座宮 (@OTOMEtheQ) November 14, 2023
人権に対するコンプライアンス違反などの理由により、2023年は旧ジャニが出演していない状況となりました。
このことによりすとぷりが出演できる可能性を高めていたのでしょうか。
すとぷりがジャニーズの穴埋めとか
— みぃ (@xxq19792orx) November 14, 2023
他のグループがいいとか言うけど
今までの努力の結果だしw
なんも関係ないのに
すとぷり草とかウザすぎないか
↓Vtuberの闇が酷すぎる!?↓
「宇推くりあ中の人は誰?中身の正体を特定したら男の顔バレがあった!」
まとめ
すとぷりが2023年に活躍したことにより、NHKが3つの要件から出場させていることや歌唱力やパフォーマンスなど、エンターテイメント性が高く評価をされていたのでしょう。
旧ジャニの穴埋めと揶揄されることもありましたが、ファンとしては純粋にこれまで活動し続けてきた結果が、紅白出場の切符を手に入れたものでしょう。
2023年の大晦日に出演するすとぷりのパフォーマンスを楽しみにしておきましょう。
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