2022年6月、東京都の小池知事が育休(いくきゅう)の新愛称として育業(いくぎょう)を発表しました。
そもそも育休とは、子供を養育する労働者が育児を目的に法律上取得できる休暇のことです。
しかし、現在も男性の育休取得率は低く、東京都は誰もが育休を取りやすい社会へと新愛称を募り意識改革を促す為に行った策でしたが、新愛称を発表したもののSNSでは賛否両論の声が上がっています。
今回は、なぜ育休の新愛称の育業がどうでもいい!くだらないと言われるのか理由を紹介します。
育業がくだらない!どうでもいいと言われる理由!
2022年6月、東京都の小池知事が育休(いくきゅう)の新愛称として育業(いくぎょう)を発表しました。
SNSでは、「どうでもいい」という意見が上がり話題になっているのですが、なぜこのように感じている人がいるのかと言うと新愛称にしても何も変わらないと思っている人が多いということが判明しました。
そもそも育休とは、子供を養育する労働者が育児を目的に法律上取得できる休暇のことですが呼び方を変えても何も変わらないと感じている人が多いようです。
確かに育休と育業の内容が変わらないならそのままでもいいと思いますよね。
愛称の変更よりも育休を取りやすい制度を作って欲しいという意見も多くみられました。
また、自営業者を含め労働者全員に育休制度を与えて欲しいという切な願いもありました。
呼び方の変更だけではなく、誰もが育児に参加できる制度の改正が必要でもあります。
育休を育業へ変更した理由について(東京都HPより)
・育児は、「未来を担う子供を育てる大切で尊い仕事」です。
・「業」には、「仕事」という意味のほか、「努力して成し遂げること」という意味があります。苦労も大きいが、その分、幸せも大きいのが育児であり、育児は正に育「業」です。
・業務にチームワークが重要であるように、育児には周囲の協力が不可欠で、育児休業には職場の理解が必要です。育児休業は、皆で協力し合う「育業」であると言えます。
・「育児のために仕事を休む」のではなく、「大事な仕事である育児に取り組む」と考えるマインドチェンジを進め、男女を問わず望む人誰もが「育業」できる社会を目指しましょう。
引用:東京都
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/06/29/09.html
愛称の変更よりも家族や周りの協力がないと育児は成り立ちません。また制度も大切ですが、休暇を取りやすい職場の環境も必要になってきます。
また、育業の発表についてめざまし8のキャスターを務める谷原章介さんがコメントしたことも注目をされました。
「マインドチェンジするのは大事だが都庁の男性職員もまだ100%とれていないと思う。中身をきちんと進めることが大切であると強調しました。
引用:デイリー
https://news.yahoo.co.jp/articles/423cb3fe14a7f99a95af085aa168185479ea7f0f
6人の子供をもつ育メンパパでもある谷原章介さんの発言はとても説得力があり、その場にいた他のキャスターも同調した様子だったと言います。
育業に賛成意見も!
育業を批判する声の一方で賛成の意見もありましたので紹介します。
確かに、休よりも業の字の方が仕事のイメージが湧きますよね。
日本では、基本的に女性が育児をする印象があるのは確かで、どうしても男性が育休を取るとなると「休み」と感じてしまうのも分かります。
育業の中身はこれから進めていくとして、誰でも育児に参加できる子育ての先駆けとして再認識できるきっかけとなったのは間違いありません。
新愛称「育業」はどうやって決まった?
東京都は育休に変わる新愛称を2022年4月末~5月30日まで募集をしていました。
総応募件数は8,825件。育業の他にも「育児シフト」「育児留学」「子育てワーク」などが候補に挙がっていたといいます。
そして、世代も職種も様々な9名の選考委員のもと、色々な視点から審査した結果、育業に決定したというわけです。
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育業がくだらない!どうでもいいと言われる理由!育休愛称よりも意識改革が大事!まとめ
今回は、東京の小池都知事が発表した育休の新愛称の育業(いくぎょう)について、なぜどうでもいいと言わているのかを紹介しました。
その理由は、呼び方が変わっただけで内容が変わっていないと感じている人が多いことにありましたね。
これをきっかけに多くの男性が育児に参加できるような制度の取り組みにも期待して、将来の日本が明るく前進していければと思います。
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